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【スカッとする話】1500万の純金細工をママ友の子供が破壊→ママ友「子供のやったことよw」【第12話】

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本編

アスカ「一度でも破損したら、

もう元に戻せないかもしれない

とまで言われてるのよ?

買い取り額、いくらになると

思ってんの?」

 

イツコ「え?そんな、いくらよ」

 

アスカ「最低でも1000万!」

 

これでも控えめに言った方だ。

歴史的価値の他に、純金は

重さで売買相場が変わる。

今の相場でいうなら、細工物

としての価値を差し引いても、

1000万に手が届く。

さすがのイツコも、

顔をひきつらせた。

私は一気に畳みかけた。

 

アスカ「これは純金としての、

最低価格だからね?

ほかにも歴史的、学術的、

細工物として。さまざまな

付加価値がつくわよ。

家が一軒建つくらいよ!」

 

イツコ「ええ!?

いやちょっと、それは」

 

アスカ「いますぐ、息子さんを

制止して!出来ないなら、

私が力づくでも止める!」

 

イツコ「わ、分かったわよ」

 

しぶしぶと、イツコは

息子の腕をつかんだ。

シュン君は嫌がったが、

その隙に夫が強引に奪い返した。

しかし、竜の姿は二体とも

無残にへしゃげて、

原形をとどめていない

レベルにまで変わり果てていた。

 

ぼう然としている私達が

気づかないうちに、

イツコはシュン君を連れて

逃げ帰ったらしい。

いつのまにか、

いなくなっていた。