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【スカッとする話】夫婦喧嘩中、4歳の息子「ママいらない。ママでてけ!」→私は本当に出て行った【第8話】

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【スカッとする話】夫婦喧嘩中、4歳の息子「ママいらない。ママでてけ!」→私は本当に出て行った【第7話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 やがて、リクは幼いながらも 会話ができるようになった。 保育園から帰って来ると リク「あのねー、 新しいお友達が出来たの」 「積み木で遊んだよ」 一日の出来事を簡単に 話してくれるよ...

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本編

アスカ「今日も悪役は

手強かった?」

 

リク「うん、てわごかった」

 

手強いがちゃんと言えず、

てわごいになっている。

真顔で苦戦ぶりを語り、

野菜ジュースでのどを潤す。

もうすっかり汗だくだ。

 

アスカ「汗かいちゃったね。

お着替えしようか」

 

リク「やだよー。

次のヒーローが始まるもん」

 

アスカ「こら、

風邪ひいちゃうから。

服を替えて、汗も拭かなきゃ」

 

リク「テレビ見終わってから」

 

アスカ「体冷えちゃうよ」

 

こんなやり取りの末、

ちょっと手を焼かされて、

私は何とか息子を着替えさせた。

しかし、これがいけなかった。

着替えに時間がかかり過ぎ、

体を冷やしたようで、

翌日からリクの体調は

目に見えて崩れて行った。

 

そして水曜日。

 

保育園職員「リク君の

お母さまでしょうか?」

 

電話がかかってきてしまった。

 

アスカ「はい、そうです。

息子が何か?」

 

職員「お風邪でしょうかね?

38℃の発熱が見られます。

お迎えに来られそうですか?」

 

難しい。というのも、私は

営業部所属で、今から取引先に

向かわなければならない。

夫も同じような状態のはず。

朝にはお互いの仕事の状況を

確認し合っている。

今日は、二人とも仕事が

抜けられない状態だ。