※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第16話】結婚式当日、仮病の浮気相手を優先する夫

前回の内容はこちら▼

【第15話】結婚式当日、仮病の浮気相手を優先する夫
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ショウタ「俺はミスズの 上司なんだぞ?! 上司には、部下の面倒を 見てやらなきゃいけない 義務が有るんだよ!!」 スカミ「それは仕事上の事でしょ?! プライベートの体調管理までする ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】結婚式当日、仮病の浮気相手を優先する夫
こちらもおすすめ▼ 本編 結婚式で新郎に逃げられた新婦って、 世の中にどれくらい居るんだろう…? よく恋愛ドラマなんかで、新婦が ウエディングドレス姿で式場から 駆け出したりするシーンが有るけど、 新郎に置いてけぼりにされる パターンは少な...

本編

とり残されたスタッフ達が、

何と声をかけていいのか分からない

様子で私を遠巻きに見守る中、

待つこと数分後……

 

ショウタを追いかけて行った

スタッフ達が、肩を落として

戻ってきた。

学生時代、陸上部で鳴らした

ショウタには、どうやら

追いつけなかったらしい…

 

(もう、全員にひたすら

謝るしかないな……)

 

私は覚悟を決めて立ち上がると、

深く頭を下げ、まずは、その場に

居たスタッフ全員に謝った。

涙も出なかったし、焦る気持ちも、

もはや消えていた。

その時、私の気持ちは、もう

すっかり冷めてしまっていたのだ…

 

(次は披露宴会場に行って、みんなに

状況を説明して謝らなくちゃ……)

 

廊下に出ると、そこにはスタッフと

話しながら、オロオロする

ヨシエさんの姿があった。

ヨシエさんは私を見ると、今にも

泣き出しそうな顔で駆け寄って来た。

 

ヨシエ「スカミさん!!

さっき、ショウタが走って

出て行くのが見えたんだけど…

いったいどうなってるの?!?!

スタッフさんに尋ねたんだけど、

訳が分からなくて…」

 

私は自分の立場をよそに、ヨシエさん

の事が気の毒に思えてならなかった。

 

スカミ「全部お話ししますから、

とりあえず、私の控え室に

行きましょう…」

 

私は近くに居たスタッフに声をかけ、

両親を花嫁控え室に呼んできて

もらえるようお願いすると、

ヨシエさんの背中に手を添えながら、

一緒に歩いて行った……