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【第10話】一人暮らしで毎月3万円以上の電気代請求が!→隣人に盗電されていたので…

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【第9話】一人暮らしで毎月3万円以上の電気代請求が!→隣人に盗電されていたので…
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【第1話】一人暮らしで毎月3万円以上の電気代請求が!→隣人に盗電されていたので…
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本編

スカオ「やっぱそうだよなぁ。

どう使ったらこんな請求になるのか、

さっぱり分からない」

 

叔父「何だか、気持ち悪いな」

 

叔父は少し考え込んだ。

そして、何か思いついたようだった。

 

叔父「ちょっと調べてみるから、

スカオには悪いんだが、もう少し

節電生活を頑張ってみてくれ」

 

スカオ「うん」

 

調べてみると言った時の叔父の

口調は、何が原因か、ある程度の

見込みがついているかのようだった。

俺にはさっぱりなんだがな。

 

まぁ、留守番を引き受けた

手前もあるし、

今更マンションには戻れない。

俺は叔父の指示に従う事にした。

電気代が謎の爆上がり現象を起こして

いる以外は、日常は特に変化はなし。

 

俺はいつも通り会社へ行き、

いつも通り帰宅。

ただ、あのマツオとかいう嫌な男と、

玄関前で鉢合わせする機会が増えた。

叔父も言っていたが、

何の仕事をしているんだろう。

スーツ姿も見たことはない。

よくわからない大きな荷物を

時折運んでいたり、業者らしい

格好の男が二人くらい出入りしたり。

 

そんな様子で、ここに住み始めて

以来、たまに見かけるようには

なった。会社員ではなさそうだ。

 

マツオ「おう、兄ちゃん。

エアコンに慣れたか?」

 

えええ!?

いきなり話しかけてきたあ!?

なんだ急に、初対面の時は

おまえ呼ばわりしたくせに、

いつも無視なくせに。

今日に限って、

やたら機嫌がいい感じで、

世間話を振ってくるとは。

というか、エアコンに慣れたか

って、何のこっちゃ。