※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第1話】一人暮らしで毎月3万円以上の電気代請求が!→隣人に盗電されていたので…

こちらもおすすめ▼

【スカッとする話】彼「お前、重いわ…」→結婚直前で彼氏に捨てられた私は公園で…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカミ。年齢は28歳。 精密機器を製造する会社で、 営業事務をしている。 付き合って4年になる彼氏のカズヤと は、会社の取引を通して知り合い、 真剣にお付き合いをしている。今や お互いの上司や同僚にも公認の仲だ...
【第1話】30連勤が終わり自宅で入浴…警察「お前が不法侵入者か!」俺「え…」→実は…
こちらもおすすめ▼ 本編 俺の名前はスカオ。片田舎在住の、 ごく普通のサラリーマンだ。 普段は残業が少しある程度の、 特にブラックという訳でもない 会社に勤めているのだが、 その時期は、取引先のトラブルに 巻き込まれたせいで、 もうてんやわ...

本編

俺はスカオ。

電気代の請求書を見て、

目ん玉が飛び出しそうになっている、

31歳独身、サラリーマンの男だ。

 

スカオ「3万6千円ってなんだよ!?

叔父さん、話が違うじゃねえか!」

 

いやおかしい、おかしいって。

どう考えてもこんな金額に

なるはずがない。

俺は、首を傾げながら、まずは

電力会社に問い合わせを試みた。

 

スカオ「あの、3万6千円って、

何かの間違いじゃないですかね?」

 

電力会社職員「ただいま

お調べします」

 

保留音を聞きながら、

俺は今日までの日常を振り返った。

どうせ待たされる。

この時間を利用して、じっくり

思い出してやろうじゃないか。

 

今の俺は、独り身のリーマンには少々

分不相応は一戸建てに住んでいる。

これには訳があって、

本来は親父の弟、

つまり叔父夫婦の持ち家だ。

転勤で全国を飛び回る仕事を

今も続けている叔父は、

子供が小さい頃は泣く泣く

単身赴任ばかりだったが、

最近は夫婦二人になったので

 

叔父「スカオ、

おまえ留守番しないか」

 

俺に話をもちかけてきた。

 

スカオ「留守番?」

 

叔父「俺の家だよ。また転勤の

辞令が下りてなぁ。昔は家内と子供を

残して、九州だ北海道だと転勤して

いたものだが、今は子供も独立した。

今度の転勤場所が静岡でな、

家内の地元なんだよ。

せっかくだから夫婦で

赴任してみるかという話になって」