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【第11話】天才の姉だけ溺愛する両親→発達障害の私は犬小屋に放置され…

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【第1話】天才の姉だけ溺愛する両親→発達障害の私は犬小屋に放置され…
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本編

コワモテ「おっと、そんなに

ガツガツ食べたら喉に

詰まっちまうぞ(笑)

まだあるから落ち着いて食べな」

 

スカミ「はい、ありがとう

ございます。」

 

おにぎりとお味噌汁、

コップに2杯の水。

心から、ほっとした瞬間だった。

 

コワモテ「腹いっぱい食べたか?」

 

スカミ「はい、ごちそうさまです。」

 

コワモテ「そりゃ良かった!

おう、いいってことよ!」

 

優しくそう言った後…

 

コワモテ「嬢ちゃん…よかったら

話を詳しく聞かせてくれねぇか?」

 

と聞いてきた。

私はこれまでの家での様子と

大型犬用のケージから脱出して

逃げてきたことを細かく説明した。

 

コワモテ「そんなつらい

思いをしてたのか…」

 

男性「し、信じらんねぇ…

毒親を通り越してる…」

 

コワモテ「嬢ちゃん、名前は?」

 

スカミ「スカミです。」

 

コワモテ「スカミか、

良い名前だ。…なあスカミ、

俺らの仲間になるか?」

 

コワモテと呼ばれていた男の人から、

そんな事を言われた。

考えてもいなかった提案だった。

 

スカミ「仲間?」

 

コワモテ「ああ、仲間だ。

俺達が助けてやる、仲間になればな。

俺達は、任侠って世界の人間だ。

分かるか?仲間を大事にする

世界なんだよ、任侠は」

 

スカミ「そうなんですか」

 

よく分からなかったけれど、

誘われて嬉しかった。

どうせ行くところは無い。

帰れるわけでもない。断って、また

真夏の外をフラフラ歩く事になれば、

生きていけるはずはなかった。

 

スカミ「はい。仲間になります」