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本編

私とマヤの、何がどう違うのだろう。

自分の居場所として指定された

犬小屋にうずくまりながら、

私はずっと考え続けている。

2歳違いの姉マヤは、

両親からの愛をたっぷり浴びて、

幸せそうに暮らしている。

その一方で私スカミといえば……。

 

母「スカミ!いつまで

トイレにこもってるつもりよ!

さっさと出ておいで!」

 

入ったばかりのトイレだったけれど、

母にドアを蹴飛ばされ、

ガチャガチャとノブを引っ張られて、

私は大慌てで飛び出した。

そのとたん、お腹にまで

蹴りが入った。

痛みと苦しみが、胸を締め付ける。

 

スカミ「お、お母さん、痛いよ」

 

母「このグズ!

何が痛いだよ、いっちょまえに!

おまえみたいなグズに、痛いなんて

上等な感覚があるのかい」

 

座り込んだ私を、母が叱りつける。

いつもの事だ。

母は、私が気に入らない。

それだけが理由で、

犬小屋に放り込まれ、トイレも

ロクに使わせてもらえず、殴られる。

物心ついた時、いやそれよりも

前から、私はグズ呼ばわりされ、

母はもちろん父にも、さらには

姉にも、こういう扱いをされてきた。

 

スカミ「だって痛いんだもの」

 

母「黙んな、グズ!

誰が口答えしていいと言ったんだ!」