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【第3話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友

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【第2話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
1話前の話はこちら▼ 本編 店員さんに案内されて席に 着こうとした時、カウンターの 数席先にご近所さんの顔を見つけて、 お互いに軽く会釈を交わした。 案内されたカウンター席に、 モモカちゃん、チセコ、ミオ、 私の順に並んで座ると、 チセ...

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【第1話】回転寿司屋で自分が食べた高級皿を押し付けてくるママ友
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本編

チセコ「やだ〜!これはさっき

ミオちゃんが食べたやつでしょ〜?

こっちにやらないでよ〜!

私が食べたみたいじゃ〜ん!」

 

これでハッキリした。やはり、

チセコはわざとミオの方に

皿を押し付けていたのだ…

 

アスカ「あれ?でも…この柄のお皿

は、ウニとか珍味とかのお皿だし…

ミオは食べれないので、チセコさんが

食べたお皿だと思いますよ?」

 

私はあくまで冷静に指摘して、

チセコの顔をじっと見た。

 

チセコ「えっ?何かの勘違い

じゃない?それか、店員さんが

間違ったお皿に乗せたとか…

とにかく、これは私の食べた

お皿じゃないから!

さ、モモカ、帰るよ!!」

 

チセコはそそくさと立ち上がり、

店員さんに皿を数えさせたが、

やはり問題の皿は申告せず、

逃げ切るつもりらしかった。

 

アスカ「あ、店員さん、

これもお隣の分です」

 

私が申告すると、チセコは

図々しくとぼけながら否定してきた。

 

チセコ「はぁ〜?なに言ってんの〜?

これはミオちゃんが食べた

お皿でしょ〜?」

 

どちらの言い分が正しいのか、

戸惑っている様子の店員さん。

するとそこへ、数席先から

ご近所さんが救世主のように

やって来て、私に加勢してくれた。

 

ご近所さん「私、あの席から

見てました!このお皿もこのお皿も、

この女の人が食べたのに、

隣の子供の方に押しやってました!」

 

私はコクコクと頷きながら、

ご近所さんと店員さんを交互に見た。

 

(ありがとうご近所さん!

いつもゴミ出しうるさいとか、

煙たがってゴメンなさい!

あなたの目ざとさ、観察眼、

今はすっごく助かります!!)