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【スカッとする話】上司の家族とBBQへ行ったら義手の嫁を見下され…【第10話】

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本編

今までの経験上、

断ってもこじれるだけで、

あまり意味がないと、

俺は察していた。

見せる見せないで

押し問答の挙句、

せっかくの弁当を

食べそこなうのも、

つまらない。

見せる見せないで

押し問答の挙句、

せっかくの弁当を

食べそこなうのも、

つまらない。

 

クズノ「マジかよ!

美人じゃん。めっちゃ、

俺のタイプだわ」

 

スカ太郎「はぁ」

 

全然褒められた気がしない。

むしろ腹立たしい。

だが、課長は俺の気分を害した

とは全く思っても居ない様子で、

それこそ、穴が開くほど

画面を見つめていた。

さんざんガン見した末に、

とんでもない事を言い出した。

 

クズノ「おい、バーベキュー

しようぜ。今度の週末な」

 

スカ太郎「は?」

 

クズノ「だから、

バーベキューだよ。

俺も嫁を連れて来るから、

お前も嫁さん連れて来い。

うちの嫁は、派手系だけどな、

自慢の超美人だぞ」

 

この嫌な課長にも、愛妻家という

意外な一面があったのか。

そこだけは、俺も愛妻家の

つもりでいるから、

共感できる。そこだけ。