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【第5話】孫と嫁を差別する姑「入浴剤と間違えちゃったわw」義実家での驚きの行動とは…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 (お義母さんさえ心を 入れ替えてくれれば…) そう心の底から願いながら、 (きっと、今回もまた不愉快な思いを する羽目になるんだろうな…) という予感をビシビシ 感じながらの帰省… ...
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【第1話】孫と嫁を差別する姑「入浴剤と間違えちゃったわw」義実家での驚きの行動とは…
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本編
そう思った私は、忙しい2人には
悪いが、もう一度義母の希望を伝え、
相談してみる事にした。
するとサトシは嫌々ながらも、
何とか都合を合わせられそうだ
という答えだったのだが、
ツバサの方は、所属している
美術部で、毎年部員全員が
出品する決まりになっている
展覧会がいくつかあり、
そのうちの一つの作品締め切りが、
なんと帰省予定の2日後らしく、
予定通り1日帰省するだけで
精一杯だという事だった…
(そっか〜…初めての出品だもんね。
納得のいく作品に仕上げたいよね…
締め切り2日前…
まさに制作の追い込みだよね〜…)
サトシが直接義母に電話をかけ、
事情を説明してくれたのだが、
義母は納得するどころか、
金切り声をあげて泣き叫びながら、
文句を言い続けた。
義母「そんな〜!!
あんまりだわ〜!!私の生き甲斐は、
サトシちゃんとツバサに会うこと
くらいしか無いのに〜!!
ツバサは、ばあばよりも絵なんかの
方が大事だって言うの〜??
スカコさんのせいで、
そんな冷たい子に
なっちゃったんだわ〜!!
こういう事になるから、
もっと私に会わせてくれなきゃ
いけないのに〜!!
スカコさんが性悪なせいで、
ツバサまで影響受けちゃうのよ〜!!
スカコさんのせいよ!!
全部スカコさんが悪いのよ〜!!!」
スピーカー通話にしていないのにも
関わらず、サトシのスマホから
漏れる声で、
同じ部屋に居た私とツバサにも、
義母の理不尽な言い分が
聞き取れてしまう程だった…
(な〜んで、急に私が悪い事に
されちゃってんの??美術展は私が
決めた事じゃ無いんですけど〜??
しかも、『生き甲斐は、サトシちゃん
とツバサに会うこと』って…
コズエは???今、この部屋に
コズエが居なくて良かったよ!!
また悲しませちゃう
とこだったよ!!!)