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【スカッとする話】真夏に赤ちゃんを車内に放置するDQNママ友【第3話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アスカ「ごめんね、 ちょっと無理っぽい。 私も、このお腹でしょ? さすがに運転できなく なってきてるの。 それに、自分以外の妊婦さんを 同乗させるのも怖いし」 恐る恐る拒否してみた。...
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【スカッとする話】真夏に赤ちゃんを車内に放置するDQNママ友【第1話】
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本編
児童会館に出かけた時の事だ。
もちろん、車での
送迎を頼まれた。そのうえ…
ダメヨ「ねえ、アスカ。
悪いんだけどさぁ」
例によって、声掛けをされた。
またきた、と私は身構えた。
アスカ「どうかした?」
ダメヨ「私、ちょっと
用事できちゃって。
1時間くらい、この場所を
抜けたいんだよね。
うちの子を見てて」
アスカ「えっ!?」
驚いた。この時の子供は、
生後7ヶ月。目を離せる
月齢とは、とても言えない。
うちの娘は、ハイハイの前段階。
ずりばいという、
お腹を床につけた姿勢で、
ゆっくり前に移動する事が
出来るようになっていた。
ダメヨの娘も月齢は同じで、
ずりばいが出来る。そして、
うちの子よりも活動範囲が広い。
アスカ「自分の子供で
精いっぱいだよ。ララちゃん
までは、見てられない」
焦って、強めに断った。
これは事実だった。
同じ月齢の子が二人、
一斉にずりばいして、
別々の方向に向かったら大変だ。
少し考えたらすぐ分かる。
ましてママの立場なら、
分からないはずがない。