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2024.04.17
本編
リリカの、小学４年生とは
思えないくらい冷たい、
私を下に見ていると
はっきり分かる目が、
じっとこちらを見ていた。
リリカ「お姉ちゃん、
その悪いくせ早く
治しなよー？
このままじゃ負け犬だよー？」
母「ほんと、リリカの
言う通りよ。
情けないったらありゃしない」
妹にもお母さんにもあきれられ、
そしてきっとお父さんにも。
私の悪い予感は的中した。
話を聞いたお父さんが、
私を正座させて、
頭上から怒鳴り声を
落として来た。
父「４７点だと！？
こんな簡単な問題が、
どうして分からないんだ！？
分からない理由が分からんぞ、
お父さんには！」
スカミ「ごめんなさい」
父「おまけに、お母さんに
叱られてもぼんやり
してたって？
よくそんな真似ができるな、
叱られてる真っ最中に。
普通の人間なら、
目の前の相手を怒らせたと
思ったら、ぼんやりなんか
出来ないぞ？
おまえ、何なんだ」
