※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第13話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」

前回の内容はこちら▼

【第12話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スズミ「何も知らないとか、 顔見た事くらいあるでしょー? あんたの息子と年齢が同じ なんだから、 似たようなものじゃない。 それを興奮しちゃって、大げさ」 信じられないことを、平然と...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
こちらもおすすめ▼ 本編 バラ組担任「いい加減に してください! 今何時だと思ってらっしゃいますか!? こちらとしても、お待ちするには 限度かあるんですよ!?」 いやー、驚いたわあ。 息子ユウマが通う幼稚園から、 珍しく電話がかかってきて、...

本編

私がまたしても怒り全開モードで

叫んだ時だった。

不意に、スズミ以外の人物の声が

割って入って来た。

 

浮気相手「おい、まだかぁ?

早くこっち来いよ」

 

男性!?若い男性の声だ。

20代後半から30代くらいの。

一瞬、ご主人かと思った。

でもどうやら違う。

 

スズミ「ちょっと静かにしてよ!

今行くから」

 

浮気相手「いつまでガキの話

してんだよ。もう待てねぇよ」

 

そこで、電話は途切れた。

女の勘なんて、

ご大層なものが出るまでもない。

雰囲気が物語っていた。

スズミが今一緒にいるのは、

ご主人ではない、別の男性だと。

 

アスカ「あんにゃろぉぉ!」

 

私はスマホを潰しそうになるほど、

がつっと握った。

ここまでコケにされて、

知らんぷりしてあげるほどには、

私はお人よしじゃない!

晩御飯の支度もそっちのけにして、

私は幼稚園に電話をし、

スズミのご主人を呼ぶように頼んだ。

ママが来ないなら、

パパに頼むしかないという理屈で。

 

幼稚園側も、すでに午後5時を

回って、スズミが呼び出しに

応じないならやむを得ないと

了承してくれた。

私はユウマを連れて、

もう一度幼稚園へ。

細かい説明をするには、

電話より直接会う方が

伝えやすいと思ったからだ。

 

午後6時過ぎ、スズミ以外の

関係者が幼稚園の会議室に集合した。