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【第9話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 私の出した助け舟に、 園長先生は飛び乗って来た。 これは相当、困っていたのだろう。 園長「ただでさえご迷惑をおかけして いるのに、申し訳ございません。 ご協力して頂ければ助かります!...
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本編
ユウマとの大事なコミュニケーション
タイムに、盛大な水を差した
スズミは、どうしても許せない。
絶対に自ら文句を言ってやる!
そう意気込んだまではいいものの、
あいつめー!
私の電話にも出ない。
我慢比べ?
我慢比べなの?
だったら、とことんやってやるわ!
私は何度もリダイヤルした。
まさしく鬼電だ。
スズミが音を上げるまで、
ガンガン電話してやる。
幼稚園には立場があるから、
猛烈に追い込みをかけるような事は
できないかもしれない。
その点、私はあくまで個人だ。
もはやアイドルライブの
チケット取りかと、我ながら
ツッコミをいれたくなった頃、
スズミ「何っ!?」
かなりキレ気味に、
スズミが応答した。
何であんたがブチギレしてるのよ。
キレたいのはこっちだわ。
スズミ「何なのよもう、
忙しいのに。うるさいわね!」
アスカ「何なのよとは、ご挨拶ね。
忙しいのはお互い様でしょ」
スズミ「あんた、アスカさん?何?」
アスカ「何じゃないわ。
ケント君の事よ、
聞かなきゃ分からない?」