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【第7話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」

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【第6話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
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【第1話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
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本編

園長「私どもに手違いがありまして。

この時にアスカさんに確認する事と、

特にお迎えの際は、書類であらかじめ

登録した方限定の園児引き渡し。

どうしても変更する場合は、

必ず顔写真付きの書面で

申し入れる事。

これらの取り決めを、

スズミさんのお話を受けた者が

失念していたとの事なのです」

 

アスカ「はぁ。まとめると、

ケント君のお迎え担当が

ママさんではない、別の人になった。

その指名が私だった。

そして、私への事実確認と、

書類での申請がされていなかった。

こういう事ですか?」

 

園長「大変お恥ずかしい限りです」

 

何のための保護者登録システム

なんだか。

園長先生も、たぶん電話の向こうで

相当小さくなっているだろう。

しっかりした安全対策がされていると

聞いたから、この幼稚園に決めた

というのに、実際の運営が

こんなに雑だとはね。

 

園長「弁解になってしまいますが、

お話を受けた者が新任スタッフで、

運営方針をよく理解していなかった

ためのミスと思われます」

 

アスカ「そうですか。

事情は分かりました。ですが、

私がケント君をお迎えに

行くわけにはいかないですね。

私は何も聞いていませんし、

そもそもケント君の事も、

お母様のスズミさんについても、

ほとんど何も知らないんです。

日頃の交流も、

アレルギー情報なども無い、

そんな私がお子さんを

お預かりするのは、

かえって無責任だと考えますので」

 

園には悪いけど、託児はお断りだ。

いや本当に。