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【第3話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…
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【第1話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…
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本編
スカコ「えっ?興信所…!?
……そうだな〜……ん〜……」
カオリ「だって気になってるん
でしょ?プロの力を借りて、
1日も早く白黒ハッキリさせた方が
良くない?」
スカコ「そうだね……
うん!お願いしてみようかな!」
もし自分で調べた場合、
たとえ浮気の証拠が
何も見つからなかったとしても、
おそらくその後も(もしかしたら…)
と疑い続ける事になるだろう。
私は、ユウスケを100%
信じるために、プロに潔白を
証明してもらいたかった。
カオリ「じゃあ、
『思い立ったが吉日』だから!
すぐ弟に連絡するね!」
カオリはそう言うと、
一旦私との電話を切って、
弟さんに連絡してくれた。
今すぐ行っても大丈夫だという事で、
私は駅でカオリと落ち合い、
2人で興信所を訪れた。
弟のケンタさんは、
カオリに似た気さくで話しやすい人
で、『寝言を元に浮気調査』という、
一見バカバカしい依頼を
笑うことなく、きちんと話を聞いて
依頼を引き受けてくれた。
そして依頼から一週間後、
ケンタさんから「ご報告があります」
との連絡が入った。
私は再びカオリに付き添われ、
興信所を訪れた。
調査結果を一言で言うと、
『ユウスケは黒』だった……
しかも、たった1週間で
数多くの証拠が集まるほどの、
真っ黒っぷりだったのだ…
(信じてたのに…
「ただの夢だったのね!ww」って、
カオリと笑いたかったのに…)
机の上に並べられた証拠の中には、
見るに堪えないようなものも有り、
私の頭の中は再び真っ白になった…