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【スカッとする話】 結婚したコトメが嫁いびりに耐えきれず逃げ帰ってきたので…【第5話】
前回の内容はこちら▼ 本編 義母「うちはご飯を 土鍋で炊くのよ。 まさか炊けないとは 言わないわよね?」 スカ子「すみません、 土鍋で炊いたことはありません。 教えて頂けますか」 義母「何をしつけられて きたんだか。だいたい、 嫁ぐ家の食卓...
本編
腰に届くストレートロングだ。
手桶に5杯でシャンプーと
リンス、体を洗うなんて、
どうやってもまかなえない。
せめて10杯は使わせて欲しい。
でも、私の要望は
口に出来なかった。
義母「それが何よ。
あんたの髪が長いのは、
私の都合かい?
あんたの都合じゃないのかい?」
スカ子「はい、私の都合です」
義母「あんたが好きで、髪を
長くしてるんでしょうよ。
それを、婚家が
都合を合わせろと?
ぶしつけな嫁を
貰ってしまったものだよ」
結局は、却下になった。
濡れタオルを駆使して何とか
乗り切ったけど、後で義母に
義母「お湯を使いたいなら、
髪を切ればいいじゃないか。
何だったら、
私が切ってやろうか?」
裁ちばさみをちらつかされた。
この分じゃ、美容院に行かせて
なんて、とても言えそうな
気がしない。
そのうち、ずぱっと
切られそうで、
しばらく背後が怖かった。
不意打ちで切られるんじゃ
ないかと。
朝も4時半に起きたら、
義母はもう起きていて
義母「朝寝かい?
いいご身分だね」
おはよう代わりに
嫌味を言われた。
これ、私はもしかして、
3時くらいに起きなきゃ
ダメなやつ?
だったら、早く寝なきゃ
いけないが、義母はつらっとして…