※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第5話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…

前回の内容はこちら▼

【第4話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 表向きは納得したものの、 早い話が、俺の負担で娘のために 家を建てろという要望だ。 この当時、俺はもちろんリコと 添い遂げる気満々だったし、 結婚に新居探しはつきものだ。 せっかくな...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…
こちらもおすすめ▼ 本編 父「ス、スカオ!? おまえ、どういう積りだ!?」 母「そうよ!こんな大事なもの、 受け取れるわけがないじゃない」 おろおろしている両親と、冷静な俺。 実家のリビングでは、 もう何とも言えない空気というか、 雰囲気と...

本編

リコ「ねえ?

新婚旅行も行くよね?」

 

スカオ「え?そりゃ行くよ?」

 

リコ「やったね!

私、ヨーロッパに行きたいの。

せっかくなら、ドイツ、フランス、

スイスと周遊したいなぁ」

 

スカオ「あれ?リコは学生時代、

よく海外旅行に行ったって

言ってたよね。ヨーロッパは

何回も行ったんじゃないの?」

 

リコ「イタリアなら

3回行ってるよー。でもね、

意外とヨーロッパって

行ってないんだよねえ。

グァムとかさ、オーストラリアとか。

そっちばっかり行っちゃってて」

 

スカオ「へえ」

 

うわぁ。

心の中で、俺はため息をついた。

自慢じゃないが、俺は生まれて

この方、一度も海外に行った事が無い。

うちも決して貧乏じゃないのだが、

資産家というほどもでない。

その点、リコの実家は凄いな。

 

スカオ「俺も行きたいし、

こうなったら一生の思い出作りだ、

ヨーロッパ周遊に行こう」

 

リコ「いいね!」

 

俺としては、これから

マイホーム建築という一世一代の

大きなローンを抱える立場、

海外旅行まで贅沢にっていうのは、

なかなか勇気がいる決断だった。

しかし、リコはとてもお気楽に

「いいね!」と即決。

 

ま、そういうところが

好きなんだから。

俺は自分に言い聞かせて、

頑張るぞと気合を入れたのだった。

ばたばたと結婚準備が整っていく。

幸い、建築条件付きの土地という

事で、いろいろな事前準備は

整っていた。