※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第9話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…

前回の内容はこちら▼

【第8話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 そこからは、もう夫にも義母にも 何も期待しないようにして、ただ ひたすらにワンオペ育児を頑張った。 ありがたいことにヒカリは 元気一杯スクスク成長し、 素直で賢い子に育ってくれた。 ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカコ。35歳。 小学生に上がったばかりの 娘がいる、専業主婦。 夫のタカアキは38歳。 中小企業に勤めるサラリーマン。 ごく普通の私達は、ごく普通の 恋愛をし、ごく普通の結婚をした。 ただ1つ違っていたのは、...

本編

それまでの数々の経験上、

義母はその日がヒカリの

入学式だと知っていながら、

わざと夫に頼み事をしたに

違いなかった。

夫を怒鳴りつけてやりたかったが、

夫婦喧嘩をヒカリに見せたくなかった

私は、必死で自分を抑えた。

すると、それまで私達のやり取りを

横で黙って聞いていたヒカリが、

突然こう言ったのだ…

 

ヒカリ「パパは私のことなんて

どうでもいいんだもんね!

別にいいよ。私もパパなんて

どうでもいいし!」

 

私はその言葉に驚き、

思わずヒカリを見た。

ヒカリは目に涙を浮かべて唇を噛み、

必死で強がっている様子で、

本心では夫に来てもらいたいと

思っている事は、一目瞭然だった。

それなのに、夫は反省して

謝るどころか、激昂したのだった。

 

タカアキ「お、お前ー!!父親に

向かってなんだ、その態度はー!!」

 

ヒカリ「だってそうじゃん…

いつだって、私よりもママよりも、

おばあちゃんの方が

大事なんでしょ!?」

 

私は今まで、一度だってヒカリに

そんなことを吹き込んだ事は無く、

むしろヒカリの前では夫を庇い、

夫がヒカリの事を大事に思っている

と、思わせようとしてきたのだ。

だが…子供は、親が思っている

以上に、親のことをよく見て、

理解しているのだと思う…

 

ヒカリ「パパなんて、

もういらない!!

ず〜っとおばあちゃんの所に

居ればいいよ!!」

 

夫の顔はもう真っ赤で、

7歳​​の子を相手に、同じレベルに

なって本気で怒っているようだった。

 

タカアキ「お、お前の躾がなってない

から、こんな生意気に育ったんだー!

これだから、俺は女の子なんて

欲しくなかったんだよー!!!」