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【スカッとする話】高級フレンチの予約を横取りして食い散らかす泥ママ&息子達【第13話】
前回の内容はこちら▼ 本編 私は彼女に一任すると決め、 再び署名活動に奔走した。 次の日には、 署名はかなり集まった。 一部を除いた住人の ほぼ全員が応じてくれた。 全員を代表して、私とヨシミさん がマンション自治会の会長さん宅 へ行き、署...
本編
監視カメラが導入される初日と、
エネミが必ず行くと言い張った
食事会の日は、偶然ながら
同じ日になった。
やれやれ。
エネミは話を聞かないので、
私も説明は諦めている。
ヨシミさんが言ったように、
自由にさせて、痛い目に
遭わせた方が話は早いと思った。
夜7時。
私達は目的達成で、
約束通り打ち上げを開催した。
まずは署名活動お疲れ様、乾杯!
そんな感じで盛り上がって
いたら、私のスマホが鳴った。
見ると、エネミだった。
アスカ「はい?
エネミさん、どうしたの?」
エネミ「みんな、いつ来るのー?
もうほとんど食べ終わっちゃったよぉ?」
お子さん達が騒ぐ声が聞こえる。
エネミは、本当に高級フレンチの
お店へ行ったようだ。
ヨシミさんのご主人が
経営するという、あのお店へ。
エネミ「子供達も喜んでさぁ。
ちょっと予算オーバー
しちゃったかもー。ご馳走様ぁ」
アスカ「何の話をしてるの?
エネミさん」