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【スカッとする話】高級フレンチの予約を横取りして食い散らかす泥ママ&息子達【第12話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】高級フレンチの予約を横取りして食い散らかす泥ママ&息子達【第11話】
前回の内容はこちら▼ 本編 そりゃ、手癖が悪い人と、ひとつ 屋根の下で暮らせるわけもない。 第一目標は、多発する 宅配泥棒の阻止。 エネミに気づかれないよう、 慎重に事を進めていた時だ。 私は、問題の彼女に 声をかけられた。 エネミ「ねぇね...

本編

エネミ「こないだ呼んで

くれなかったじゃん。

だって高級フレンチなんでしょ?

今度は行く!」

 

エネミは一方的に宣言して、

後は聞く耳持たず。

そそくさと

居なくなってしまった。

彼女、何か誤解しているよう

だけど、さてどうしたものか。

これはヨシミさんに相談しよう。

早速、電話をかけてみた。

 

アスカ「ヨシミさん?

実は、エネミさんにあの件が

ばれちゃってるみたい。

絶対に参加するって」

 

ヨシミ「あらそう。

じゃ、好きにさせたらいいわ」

 

意外にも、ヨシミさんは冷静で、

予想外の返事をした。

放っておくの!?

びっくりして聞き返すと、

そうよとまた冷静な返答。

 

ヨシミ「うまくいけば、一気に

ケリがつくかもしれないわ」

 

アスカ「何か、考えがあるの?」

 

ヨシミ「ま、そんなところよ」

 

ファミレス会議では一番闘志を

燃やしていたヨシミさん、

今日は打って変わって静かだ。

きっと、考えがあるのだろう。