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【第4話】私の娘にだけ異常に厳しい担任→大勢の保護者の前で真実を打ち明けた結果…

前回の内容はこちら▼

【第3話】私の娘にだけ異常に厳しい担任→大勢の保護者の前で真実を打ち明けた結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アスカ「他にも、ヨコタ先生に 嫌われてるって感じる時があるの?」 ユイ「うん…あのね、授業中、答えが 分かった時に手をあげるでしょ? ヨコタ先生、ユイだけ絶対に 当ててくれないの… ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】私の娘にだけ異常に厳しい担任→大勢の保護者の前で真実を打ち明けた結果…
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本編

正直、ヨコタ先生に対して

腹が立ったが、一方で、ユイの話

だけを聞いて判断してはいけない

という冷静な自分もいたので、

出来るだけ先生の文句を言わない

よう、気をつけながら話をした。

 

ユイ「あとね、給食をね…」

 

次々と出てくるヨコタ先生による

ユイへの嫌がらせ。

ユイは話しながらどんどん涙目に

なり、私も胸が締め付けられて、

同じく涙目になってしまった。

 

(これは…ユイの言っている事が

本当なら、明らかにやり過ぎだ…)

 

私はこじつけのような理由を

何とかひねり出し、

ヨコタ先生を庇ったものの、

これは一度学校に確認を

しなければと心に決めていた。

 

アスカ「一度悪く考えちゃうと、

どんどん悪い方に考えちゃうって

こと、あるじゃない?

だから、あんまり悪い方に

考えないで、もうちょっとだけ

良い方に考えてみない?

『ヨコタ先生が

ユイのこと嫌いかもしれない』

って考えるんじゃなくて、

『ヨコタ先生は厳しいけど、

ユイの為に言ってくれてるんだ』

って、考えてみようよ。

ママいつも、人の悪い所

じゃなくて良い所を見ようねって

言ってるじゃない?ちょっと難しい

かもしれないけど、その方がユイも

幸せな気持ちでいれると思うの。

出来るかな?」

 

ユイ「うん…わかった。

頑張ってみる!」

 

私の心の中で、ヨコタ先生に

対する不信感は募る一方だったが、

ユイに対してはヨコタ先生の

悪意を否定し、

『ヨコタ先生はユイの事が

嫌いな訳ではない』と、

精一杯言い聞かせた。

もちろん、ヨコタ先生をかばう為では

なく、ユイの心を守る為に。

 

アスカ「もしまた学校で悲しい事とか

困った事があったら、すぐにママに

教えてくれる?

ママはユイの味方だからね!

一緒に考えよう!ね?」

 

ユイ「うん!ママ、ありがとう!」