前回の内容はこちら▼
【スカッとする話】祖父が残したボロボロの店に妹を溺愛する両親は「お前はあそこに住みなさいw」私「え!本当にいいの?」両親「は?」→結果【第10話】
前回の内容はこちら▼ 本編 ナオトさんが言うと、 クロサキさんも大きく頷いた。 クロサキ「私もそう思います。 それを、譲っていただけるとは ありがたい。 さっそく小切手を用意して、 書類も作って、 3日後にはまた来ます」 そんな話は初耳なの...
本編
父「おまえはばかか!
1億の価値があるものを、
半額で手放すだと!?
何を考えてるんだ!
エネ子と大違いだな、ほんとに」
母「これだから世間知らずは。
エネ子と違って
頭が悪いんだから。」
エネ子「うわぁ、どんびきー。
頭悪すぎ!」
私が何も言えないでいると、父は
父「よし、5000万で
買い取ってやる」
にやにやしながら言った。
父は、クロサキさんを出し抜く
つもりなのだと思った。
最初の名義変更時に
知った事だが、親子間でも
贈与税という税金がかかる。
まして、子供から親へは、
特殊な場合以外、相続されない。
買取の方が得なのだ。
その事は父も承知しているので、
すんなり受け入れたのだろう。
私は同意して、売買契約書の
作成のため、実家へ戻った。
3日後、クロサキさん達が
現れた時、父は得意げに…