前回の内容はこちら▼
【スカッとする話】高2の娘の妊娠が発覚!相手の名前を聞いても頑なに拒否→その理由が…【第17話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 警官「いや、『○す』という言葉が 聞こえた、という通報でしたので…。 あなた、さっきも何か…凶器のような ものを…持ってませんでしたか…?」 ミホ「えっ!?凶器?? 私がですか??」...
1話から読みたい方はこちら▼
【スカッとする話】高2の娘の妊娠が発覚!相手の名前を聞いても頑なに拒否→その理由が…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 これは、2年前に俺の家族に 巻き起こった、とんでもない 騒動の話だ。 俺はスカオ。38歳。 家族は、3歳年下の妻ミホと、 高校2年生の娘サクラ。 ミホは情に厚く美人で心優しいが、 怒らせると怖い(笑) サクラは明る...
本編
ミホ「26歳にもなって、
親のスネをかじってる無職の男が、
女子高生を妊娠させたんですよ!
お巡りさんだって、もし自分の弟が
こんなことしでかしたら怒るでしょ?
こんな状況…怒らない人います?」
警官「あぁ〜、そうですね〜…。
いや…。ちょっと…何とも
申し上げられませんけど…」
話し声が聞こえたのか義両親も
顔を出し、さっきの俺と同じように
事情を説明をすると、警官は
タクヤの頬のアザについて義父に
確認し、やがて納得したようだった。
ミホ「今からまた
話し合いをするんですけど…。
もしご心配でしたら、お巡りさんも
ご同席頂いて構わないですよ」
警官「いえ…今回はご家庭内の
問題のようですからね…。民事ですと
警察は介入できませんので。
ご家族でよく話し合って下さい。
あ、でも○力はダメですよ!
あくまで話し合いでお願いします」
ミホ「はーい。わかりましたー」
(またそんな…。わざと不服丸出しの
返事をして…。反抗期か!)
スカオ「はいっ!それはもう、
きっちりと、○力なしで話し合い
ますので!ご苦労様でした!!」
警官は、「では。また何か
ありましたら、すぐに駆け付けます
ので…」と言って、帰って行った。
俺は玄関ドアを押さえ、
皆を促し家に入れた後、
窓から様子を伺っているであろう
ご近所さんに向かってゆっくりと
一礼し、ドアを閉めた。
思いがけない警察の来訪では
あったが、そのお陰で全員が、
昂ぶった感情を一度リセット
出来たようだった。
再び全員でリビングの
ソファーに腰を下ろし、
話し合いも再開となった。
義父「スカオ君…。
うちの馬鹿息子が…。
本当に、申し訳ない!」
開口一番、義父が謝罪と共に
深々と頭を下げ、隣の義母も
それに従った。