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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第16話】

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本編

アスカ「ケンタと連絡が取れたら、

どうするか相談してみるよ」

 

メグミ「そうだね。それがいいね!

ねぇ、今からこっち来て、

一緒にご飯食べない?

今日はカレーだから!アスカさんと

タッくんの分も充分有るよ!」

 

アスカ「えっ?そうなの!?

何から何まで…申し訳ないよ…」

 

メグミ「何言ってんの!

いいのいいの、カレーなんだから!

量が少し増えただけだよ!」

 

私は有難すぎて涙が出て来た。

 

アスカ「ありがとう…。

じゃあ、甘えてばっかりだけど、

今からお邪魔させてもらうね!

デザートって言うか…。

ちょっとしたスイーツ持ってくね!」

 

メグミ「えっ!ホント!?

ありがとう〜!嬉しい〜♪」

 

私は一昨日届いたお取り寄せの

ジェラートセットの中から、

ハルトを除いた人数分を取り出し、

保冷剤と一緒に保冷バッグに入れ、

帰りにコンビニに寄って買って来た

クッキーの詰め合わせを持って、

メグミさんのお宅に向かった。

嫌な事がいくつも有った

1日だったが、メグミさんのお陰で、

賑やかで楽しい夕食で

締めくくることが出来た。

子供達も大喜びで、私の心も

ずいぶん軽くなったのだった。

メグミさんには本当に、

感謝しかなかった。

 

何度もお礼を言いながら

メグミさんのお宅を後にし、

タクミとハルトの3人で自宅に戻ると

何だか凄く寂しく感じてしまった。

タクミとハルトをお風呂に入れ、

ベッドで絵本を読み聞かせ始めると、

タクミはすぐに寝てしまった。

メグミさんちでユナちゃんと

いっぱい遊んだので、

遊び疲れていたのだろう。

 

ハルトはプレイマットの上に

寝転がって、足の爪先を掴みながら、

私の顔を見てニコニコと上機嫌だ。

熱も少し下がって、一安心。

あとはミルクとお薬を飲んだら、

また寝てくれるだろう。

異常な1日だったが、

子供達が無事で本当に良かった。