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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第6話】

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本編

家に帰った私は、グズるハルトに

とりあえず水分を与えた。

すると少し落ち着いてくれたので、

離乳食の中でもハルトの好物の

バナナヨーグルトを与えてみたところ

思いのほか食べてくれたので、

私は少し安心した。

それから先ほどもらって来た

シロップ薬を与え、

ミルクを飲ませてあやしていると、

そのまま眠ってくれた。

 

私はようやく一息つきながら、

(早く元気になってくれると

良いな…)とハルトの寝顔を眺めた。

そして先ほどの騒動を思い出し、

(どうかもう二度と、クレハさんに

出くわしませんように!)と願った。

 

2時間半ほどハルトを寝かせた後、

タクミのお迎えの時間が

来てしまった。

本当はこのまま寝かせて

あげたかったが、そうもいかない。

私は再びハルトをベビーカーに乗せ、

幼稚園に向かった。

園に着くと、何故かいつもより

ざわついていて、私は少し前に園から

お知らせがあった事を思い出した。

今日は普段バス通園の子も、

親が園までお迎えに来る日だった。

私はベビーカーで眠っている

ハルトを抱き上げて、ママと子供で

ごった返す園内に向かった。

 

園庭でタクミの姿を探していると、

少し離れた所から視線を感じ、

何気なくそちらを見た。

 

(!!!!!)

 

クレハさんが、こちらを

じっと睨んでいた…。

私は驚きで心臓が止まりそうになり、

慌てて視線を外した。

 

(なんで……

どうしてクレハさんがここに……

クレハさんの子供も、

この幼稚園だったの……?)