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【スカッとする話】高2の娘の妊娠が発覚!相手の名前を聞いても頑なに拒否→その理由が…【第2話】
前回の内容はこちら▼ 本編 ミホ「そんな心配しなくて 大丈夫よ〜(笑)明日には 学校にも行けると思うよ!」 スカオ「え?そんなこと、 何で分かるんだ?」 ミホ「もうっ…。 スカオ、鈍いよ。あの日だよ」 スカオ「あの日って何だ?どの日だ?」 ...
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【スカッとする話】高2の娘の妊娠が発覚!相手の名前を聞いても頑なに拒否→その理由が…【第1話】
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本編
10分ほど経った頃、リビングに
まで聞こえてくる程の大声で、
ミホが騒ぐのが聞こえてきた。
俺は慌ててサクラの部屋に
飛んで行った。
スカオ「どうした?ちょっと入るぞ」
そう言ってドアを開けると、
サクラはベッドで下を向いて
うなだれており、ミホは目を
吊り上げて、仁王立ちで
サクラを睨みつけていた。
ミホ「相手は誰なの!?
正直に言いなさい!!」
スカオ「おいおい、
何でそんな怒ってるんだ?
ちょっと落ち着けよ…」
ミホ「落ち着いてなんて
いられるわけないでしょ!!
病院に連れて行くからね!!
相手は誰なの?早く言いなさい!!」
スカオ「え…病院って…。
やっぱり病気なのか?
それとも怪我でもしてるのか?」
ミホ「もう!何のんきなこと
言ってるの!?
スカオはちょっと黙ってて!!」
サクラ「…赤ちゃんができたの……」
スカオ「えっ?……赤ちゃん…?……
できた…って……えっ?…誰に…?」
サクラ「…だから……私に……」
サクラはそう言って、
自分のお腹に手を置いた。
その仕草を見た瞬間、
俺はサクラの言葉の意味を
やっと理解し、あまりの衝撃に
頭の中が真っ白になった。
数秒か、数十秒後、フリーズしていた
思考がようやく再起動を始め、俺は
(…とにかく…とにかく
何か言わなければ…!)
と、言葉を絞り出した。