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【スカッとする話】俺を異常に風呂に入らせたがる嫁。後日、病院で検査した結果…驚愕の事実が!【第16話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 弁護士が、軽く事情を説明し、 「話し合いの為、お邪魔させて 頂いても宜しいでしょうか?」 と尋ねると、玄関のドアが開き、 そこに青ざめた奥さんが立っていた。 とても美しいその人は、 ...
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本編
「以上です。」
弁護士はそう告げると、
最後にナオキと連絡先を交換し、
事実確認は終了した。
安心したように大きく息を吐いた
ナオキに、ケンタが、
「あんたさぁ、奥さんとヤバミさん、
どっちが大事なの?」
と聞いた。
一同全員が息を飲んで注目する中、
ナオキは、
「妻は情で、ヤバミは愛です。」と、
いけしゃあしゃあと答えた。
奥さんは、その場に崩れ落ち、
泣き出した。ヤバミは勝ち誇った
ような顔をし、ナオキはそのまま
何も言わず2階に消えていった…。
それから、俺達はまた4人で
弁護士の車に乗り、
今度はヤバミの実家へと向かった。
玄関を開けて出てきた義母が、
「あなた、よく顔が出せたわね!」と、
いきなり俺に文句を言ってきた。
俺は、
(あぁ…。ヤバミが自分に都合が
良いように話をしてるんだな…。)
と理解した。
弁護士が「まぁまぁ。」と割って
入り、「話は中でじっくり…」と、
なだめた。
義母「あなた誰?!」
弁護士「私、スカオさんの
弁護士です。ヤバミさんの
“不倫”と、“○人未遂”の件で、
お話を伺いに参りました。」
義母「………へ?………」
義母は思いがけない言葉に
キョトンとし、さっきまでの
勢いはどこかに消えた。
奥から義父が出てきて、
「とりあえず、中に入って
もらいなさい。」と言うと、
義母は「は、はい…。」と、
呆然としたまま来客用の
スリッパを並べた。
掛け軸のかかった床の間のある、
立派な居間の座卓を囲むと、
義母は全員分のお茶を用意してきた。
まだ状況を掴めていない様子だが、
茶菓子まで準備してきた。
スリッパといい、お茶といい、
長年染み付いた来客時の
ルーティンなのだろう。