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【スカッとする話】私が家に帰ると父と見知らぬ女性が寝室でプロレスごっこしてた【全話】

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404 NOT FOUND | 嫁スカブログ
イラッとするDQNをスカッと撃退ストーリー!

本編

私の名前はドレミ。

アナウンサー志望の小学4年生だ。

IT企業でバリバリ

キャリアウーマンとして

働いている母スカ子と、

プログラマーで1年ほど前から

在宅ワーカーになった

父シタオと暮らしている。

私は最近ライブ配信を始め、

小学生ライバーとしても

活動している。

将来、アナウンサーとしてテレビで

活躍できるようにライブ配信で

鍛えているのだ!

 

ドレミ「今日のライブ配信は

グルメリポートです!

パパ特製の関西風おでん!

だそうです!笑

うちのパパは

料理上手なんですよー!」

 

シタオ「褒めても何も出ないぞー笑」

 

ドレミ「本当だよ!

パパのおでん、

美味しくて大好きなんだ!」

 

スカ子「これはなに?

なんかブニブニしてるけど…」

 

シタオ「たこ焼きだよ!

関西ではおでんにたこ焼きを

入れることもあるみたいだ」

 

スカ子「へぇ~!」

 

ドレミ「それではおでんに

入ってるたこ焼き

いただいてみましょう!

モグモグ…。ん!美味しい!

たこ焼きが出汁を吸って

ふわふわになっています!」

 

〈ライブ配信のチャット欄〉

(関西人何にでもたこ焼き入れるwww)
(美味しそう~!初めて見た☺)
(うちのオカンもたこ焼き入れるw)
(ドレミティのお父さんは関西人?)

 

ドレミ「パパは東京生まれの

東京育ちです!」

 

〈ライブ配信のチャット欄〉

(じゃあ、お母さんが関西?
おでんにたこ焼きって
関西人以外やってる人見たことないw)

 

ドレミ「ママは秋田美人!

パパはどこで関西風おでんを

覚えたんですか?」

 

シタオ「え?ああ、大学時代の

連れが関西出身のやつでね。

学生時代そいつが

作ってくれたんだよ。」

 

ドレミ「だそうです!笑」

 

〈ライブ配信のチャット欄〉

(なるほどー。思い出の味やね)
(関東住みの私も食べてみたいー)

〈配信終わり自宅リビングにて〉

 

ドレミ「はー!お腹いっぱいー」

 

スカ子「そういえばドレミちゃん、

昨日のゲーム配信良かったわよ~。」

 

ドレミ「ママ見てくれたの!?」

 

スカ子「ママはドレミちゃんの

ファンだもの。ドレミちゃんねるの

配信が始まったら

通知来るようにしてるからね!」

 

シタオ「さすがママ!」

 

ドレミ「嬉しい!

アナウンサーの実力は

実況に出るからね!

もっともっとゲーム実況やって

鍛えるんだ!ふんす!」

 

スカ子「うふふw頑張ってね。

・・・あっ。そうだ!

あのね、ママ来週学生時代の

友達と近場旅行に行こうって

話になったんだけど

行ってもいいかしら・・・?」

 

ドレミ「どこに行くの?」

 

スカ子「隣の県の観光スポット巡りよ。

皆主婦だし遠出は

出来ないから近場でねw」

 

ドレミ「そうなんだ!

ママいつもお仕事頑張ってるから

楽しんでくるといいよ!ね!パパ!」

 

シタオ「そうだな。

ママにも息抜きが必要だからな。

行ってくるといいよ。」

 

スカ子「二人共ありがとう!

お土産期待しててねw」

 

そして私は父と二人で

家で留守番をすることになった

旅行当日。母は朝から友達が

車で迎えに来て出かけて行った。

残された私と父は

朝食を取りながら話をしていた。

 

シタオ「ドレミ、そう言えば

おばあちゃんがドレミに

会いたがっていたぞ。

最近顔見せてないだろう?」

 

ドレミ「んー…そうだったかなぁ?

最近ライブ配信で

忙しかったしなぁ。」

 

シタオ「 パパは今日仕事が忙しくて

あまりドレミの相手

してあげられないから、

おばあちゃんのところに

遊びに行ったらどうだ?

おばあちゃん喜ぶぞ~。」

 

ドレミ「パパお仕事忙しいんだ?

うん!わかった!

今日おばあちゃんのところに

遊びに行くね!」

 

シタオ「おばあちゃん家には

連絡してあるから。

近いから一人でいけるよな?」

 

ドレミ「うん、もう連絡してあるの?

行けるよ!心配しないで!」

 

私は出かける支度をし、

父から持たされたお土産を持って

祖母の家へ向かった。

 

ドレミ「おばあちゃん!ドレミだよ!」

 

祖母「ドレミちゃん、ごめんね…

今、お家に連絡しようと

思ってたんだけど、お隣さんが

事故に遭っちゃってね。

一人暮らしの人だから、

おばあちゃんこれから病院に

荷物届けに行かなきゃ

ならなくなっちゃったの。」

 

ドレミ「大変!お隣さん大丈夫なの?」

 

祖母「ドレミちゃんは優しいねぇ。

大丈夫だよ。命には別状ないんだけど、

足を折っちゃったみたいでね。

ごめんね…せっかく来てくれたのに。

また遊びに来てね 。」

 

ドレミ「気にしないで!

あ、これお土産!お父さんに

渡しておくように言われたの!」

 

祖母「あら、ありがとうね。

大事にいただくわ」

 

おばあちゃんと遊べなかったのは

残念だけど、お隣さんきっと大変だよね。

早く良くなるといいな…

そんな事を考えながら私は

もと来た道を引き返し自宅へ向かった。

 

私は家に着き、持っていた鍵で開けた。

すると玄関には見覚えのない

女性の靴が置いてあった。

私は不思議に思いながら

家の中に入ったが、

リビングに父の姿は無かった。

 

ドレミ「あれ?パパ

どこに行ったんだろう?」

 

すると、寝室の方から父と

女性らしき声が聞こえたのだ。

 

ドレミ(なんだろう…

叫び声みたいだけど…

もしかして泥棒!?

パパを助けなきゃ!)

 

見知らぬ女性の声に

不審に思った私は寝室に向かった。

するとそこには衝撃的な光景が

広がっていたのだ。

なんと父と見知らぬ女性が

ベッドの上でバタバタと

暴れていたのだ。

 

ドレミ(こっ…これは…!!!

プ・ロ・レ・ス!!!

プロレスと言えば実況!

人気アナウンサーへの登竜門と

言われているのが

このプロレス実況なのよ!

知らんけど!

これは私に与えられたパパからの

チャンスなのでは??

カメラカメラ!)

 

そう思った私はすぐに

スマホを取り出して

「プロレス実況!」という

タイトルでライブ配信を始めた。

そして私は録画ボタンをオンにし、

リングに突撃した

 

〈スカ子友達と高速PARKINGにて>

 

スカ子「あっ、ドレミが

ライブ配信を始めたわ。」

 

友人「見たい~!ドレミちゃん

大きくなったかなぁ?」

 

スカ子「大きくなったわよー

・・・・え?なにこれ・・・」

 

〈寝室からのプロレス中継>

 

ドレミ「これは!シタオが

謎の美人レスラーに

マウントを取っています!

美人レスラー苦しそうな声を

あげております!」

 

シタオ「ド、ドレミ!?」

 

ドレミ「シタオが

こちらを向きました!

私はリングアナのドレミです!

お気になさらずに

試合を続けて下さい!」

 

女性「キャッ!!えっ、

ちょっと何やの???」

 

ドレミ「さあ、

美人レスラーの反撃なるか!?」

 

女性「シ、シタオさん

コレどう言うこと!?」

 

シタオ「ドレミはライブ配信者

としても活動してるんだ…

って!ドレミ!

カメラを止めなさい!!」

 

ドレミ「実況中ですよ!

そのまま戦い続けてください!

ファイッ!」

 

シタオ「や、やめなさい…」

 

私の配信はかなり好評で

今までにないほどの

数の視聴者が集まった。

 

そしてライブ配信を初めてから

しばらくして、

怒った母がリングに飛び込んできた。

 

スカ子「シタオ!!

何してるのよ!!!!」

 

シタオ「ひ、ひい…スカ子…」

 

カ子「ドレミの配信を見て

旅行キャンセルして帰ってきたわよ!!」

 

ドレミ「ママ!パパがこの女の人と

プロレスしてたの!

私、プロレス実況一度してみたくて!!

夢だったの!」

 

スカ子「あなたたち!ドレミに

なんてものを見せてるのよ!」

 

シタオ「こ、これは違うんだ…」

 

スカ子「何がどう違うのか

言ってみなさいよ!」

 

女性「なんやの!嫁も娘も

留守やって言うたやないの!」

 

シタオ「いやっこれは…」

 

〈ライブ配信のチャット欄〉

(謎の美人レスラー関西弁…)
(アッ…察し)
(おでんの謎がここへ来て…)

 

ドレミ「お母さん?なんで怒ってるの?

私、何か悪いことしちゃったかな…

うわ!さっきのライブ配信、

すっごいバズってる!見て見て!!」

 

スカ子「ハッ・・・そ、そうね。

ドレミ、もうカメラは切りなさい…」

 

ドレミ「え?なんで?」

 

スカ子「あなたのアカウントが

BANされちゃうかもしれないわ」

 

ドレミ「そうなの?

よくわからないけど、

カメラは止めるね。

皆さん今日の中継は

ここまでさようなら!☺」

 

スカ子「この子が何も

わかってないのが唯一の救いね…」

 

〈後日談、自宅にて〉

 

祖母「スカ子さん…

本当にごめんなさいね。

うちのバカ息子が・・・」

 

スカ子「お義母さんが

謝ることないです。

悪いのはシタオですから!」

 

祖母「まさか、あの時私に

ドレミちゃんを預けて

浮気しようとしていたなんて」

 

スカ子「お義母さんがドレミを

家に帰してくださったおかげで

シタオの浮気が発覚したわけですし!

あのまま気付かずにいるより

良かったです。」

 

祖母「シタオにはたっぷり

痛い目見せてやって頂戴ね。」

 

スカ子「私はシタオには

慰謝料と養育費を請求しました。

シタオは、相手女性が既婚者で

女性のご主人からも

慰謝料請求されているみたいですw」

 

祖母「なんとまあ・・・」

 

スカ子「弁護士さんから聞いた話だと、

あのプロレス実況ライブが

相当バズったみたいで

シタオの会社でも動画が噂になって

会社にいられなくなって

辞めたみたいですよw」

 

祖母「恥さらしな・・・」

 

スカ子「今は慰謝料と養育費を

払うために仕事を掛け持ちして

昼夜働いているみたいですが、

どこへ行ってもプロレス実況が

有名すぎて「不倫レスラー」とか

「夜のタイガーマスク」って

あだ名付けられて恥ずかしい思いを

しているみたいですwwww」

 

祖母「ワロタ」

 

あのプロレス実況から間もなくして、

両親は離婚した。

あんなに仲良かったのに

どうしてだろう?

悲しいけどきっと

大人の事情があるに違いない。

 

この悲しみを乗り越えて、

私は自分の夢に向かって頑張ります!終