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【スカッとする話】俺を異常に風呂に入らせたがる嫁。後日、病院で検査した結果…驚愕の事実が!【第11話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 翌朝、起き上がると、 昨夜のお粥のおかげか、 実家の安心感のおかげか、 少し気力が戻ってきたように感じた。 家族全員で食卓を囲み、 母の味噌汁をひとくち飲んだ時、 久しぶりに感じる“...
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本編
その後、社長から電話が
かかってきて、(やはり退職か…)
と思ったが、
社長「安心して休め!その代わり、
年内にはケリつけて、必ず戻って
来いよ!約束だぞ!」
と言ってくれた。
この時はまだ8月末だったので、
社長は『3ヶ月以上休んでいい』と
言ってくれたのだ。
こんな良い社長の会社で働けて、
俺は本当に幸せ者だ…。
一生ついて行こう。
俺は泣きながら、そう決意した。
色々調べてくれていたケンタと
チヒロさんが、法テラスに相談して
弁護士を探してきてくれた。
弁護士によると、
「不倫の件は、一度認めているので、
追求出来る。慰謝料も充分取れる。」
「睡眠薬の件は、証拠も有るし、
殺人未遂にも問える。計画的なので、
慰謝料も相当な額を請求出来る。」
とのことだった。
俺は弁護士と共に、ヤバミと
対決する準備を進めていった。
俺の実家で話し合いを行いたいと
申し入れたが、ヤバミが、
「そんなアウェイな状況、
私が袋叩きにあうに決まってる!
不公平だ!」
と難色を示した。
(自分が不倫をした挙句、俺に
睡眠薬を盛って○そうとしたくせに…
何が不公平だ!)と思ったが、
ヤバミは少しも譲らず、
一向に前に進まない。仕方なく俺が
譲歩し、俺とヤバミが暮らしていた
マンションで話し合うことになった。
俺と弁護士の2人で行くつもり
だったが、チヒロさんが、
「ヤバミさん、危険ですよ!
何してくるか分からないから、
ケンタも連れてって下さい!」
と言うので、
小学校から高校まで剣道の道場に
通っていたケンタも、
竹刀を持って参戦する事になった。
結果的に、チヒロさんの
この判断は正しかったのだが…。
忘れもしない、9月中旬のあの日…。
ついに俺は、嫁と直接対決を
することになった……。