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【スカッとする話】理不尽な取り締まりをする悪徳警官【第3話】
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【スカッとする話】理不尽な取り締まりをする悪徳警官【第1話】
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本編
エノモト「横断歩道の前に
立つ事、これすなわち、
歩行者の意思表示です。
自動車学校で
習いませんでしたか?」
スカミ「その歩行者が、
横断歩道を渡るのか渡らない
のか、はっきりしない場合は
永遠に待ってろ、
とは習ってないですね!」
何よこの警官。
喧嘩売ってるの!?
この男の言う事は、
法的には正しいかもしれない
けど、現実的でもない。
その理屈なら、車は歩行者の
気まぐれに、延々と付き合わなく
ちゃいけないって事になる。
スカミ「歩行者にだって、
法律は適用されるんじゃ
ないんですか?」
エノモト「では、この場合に
適用される法律を
教えて頂けますか?」
スカミ「私、法律の関係者
じゃないです。
そんなの分かりません」
エノモト「分からないのに、
引き合いに出したんですか?」
ああ、もう!
ああ言えばこう言う!
いろいろと屁理屈を言い立てて、
私がカッとなって
何か行動するのを
待っているのだろうか。
しまいには、
そんな疑惑まで持った。
エノモトは私の目つきが
気に入らなかったのだろうか。
エノモト「何か、言いたい事が
おありですかね。あまり
ごねると、公務執行妨害にも
問われる可能性がありますよ」
スカミ「どういう意味よ!」