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【スカッとする話】元彼女を奪った上司から奥さんを略奪することを決めた俺【第2話】

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本編

メグミはここ2ヶ月ほど、

多忙を理由にデートを断ったり、

場合によっては

ドタキャンもしていた。

理解できなくは無かった。

というのも、俺とメグミは

部署こそ違うが、

同じ会社に勤めている。

俺は営業で一課、メグミは

契約後の文書やデータを

処理する二課という具合だ。

 

最近、営業一課は

活気づいていた。俺の上司で、

トップセールス賞を何度も

受賞しているコバ課長が、

がんがん新規開拓を

しているのだ。

みんな、課長に続けといった

調子で、営業に走り回っている。

必然的に契約件数が伸び、

その後処理をする二課も

忙しくなっていた。

最初、メグミは

申し訳なさそうだった。

デートの誘いを

 

メグミ「あ、ごめんね。

最近は結構文書の

データ処理案件が多くて。

休日出勤になりそうなの」

 

丁寧に理由を説明して、

断ってきた。

現場の一課に所属する

俺としても、営業成績が全体的に

向上しているわけだから、

二課が忙しくなるのは

当然だと思った。

 

スカ太郎「そうか。いや、

よく考えたらそうだよな。

お互い、急に忙しくなったもんな」

 

メグミ「会社にとっては

いい事なんだけどね。

私も寂しいけど、

仕事は仕事だから」

 

スカ太郎「頑張ってくれ。

俺も頑張る」

 

こんな感じだったのだ。

しかし、だんだんと

対応が雑になって来た。