前回の内容はこちら▼
【スカッとする話】病気の旦那を置いて浮気旅行に行く汚嫁【第9話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ太郎「ああ。 レミさんだよな、この女性」 仕事柄、実によく見る。 浮気の証拠写真だった。 このケースはちょっと珍しいが、 第三者が目撃した親友の妻と、 知らない男が腕を組んで ホ...
1話から読みたい方はこちら▼
【スカッとする話】病気の旦那を置いて浮気旅行に行く汚嫁【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 マジかよ! 重大発表って、これかよ! 俺は、一緒に集まった 大学同期3人ともども、 親友のアキラを注目した。 もはや乾杯どころじゃなかった。 アキラ「そんなに見つめるなよ。 ていうか、そこまで 意外だったのか? お...
本編
あれから半年。
俺は花束を手に、
とある場所を訪れていた。
霊園の、親友が眠る墓前を。
スカ太郎「アキラ。
全部終わったよ。
おまえの希望通りにな」
花を捧げ、手を合わせてから、
俺は大事な報告を
墓に向かって語りかけた。
当時の事が思い出される。
同期から語られた、
衝撃の内容は、親友の妻が
長らく浮気をしていた事。
そして、その親友が
余命いくばくもないという事。
妻の浮気現場を、
偶然行き会って抑えたタイトは、
アキラに話すかどうか迷い、
とりあえずは軽く様子を
見る事にしたという。
その結果、アキラは
入院していると分かった。
しかも余命は半年、
手の打ちようがない
重病を患っていた。病室に
駆けつけた俺へ、アキラは
やせ細った手を軽く振って
アキラ「ばれちゃったか」
スカ太郎「何を言ってるんだ、
おまえは!もしかして、
最後まで隠し通すつもり
だったのか!?」
アキラ「いや。
俺もいろいろ考えていたんだ。
なかなか、決心がつかなかった」
その時の心境を語り始めた。
あいつは、妻の浮気を
知っていたのだと言う。
あまりにも外出が多い、
子どもそっちのけで飲み会
朝帰り、黙っていれば
調子に乗って旅行まで。