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【スカッとする話】絶対に浮気を認めないクズ夫の末路がアホすぎるw【第13話】
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本編
とはいえ、いつまでも缶詰に
しておけないので、やむなく
合板ベニヤをひっぱがした。
よれよれと、青白い顔の
タキが出て来た。
あまりの悪臭に、
すっかり涙目になっている
若い女性も。
もちろん、二人とも全裸だった。
ばっちりと現場を押さえた私は、
タキに離婚を突き付けた。
浮気相手の女性は、エナという
女子大生で、思った通り
キャバ嬢だった。薄給なのに
遊びに行った店で知り合い、
そのまま深い仲になった、と。
スカ子「ほんと、
タキはいろいろと緩いわよ。
詰めが甘いというか、
そもそも詰めてないというか」
タキ「もう二度と
浮気しないから」
スカ子「浮気だけが
問題じゃないのよ。その性格。
行き当たりばったりで、雑な
性格に、私はついて行けないの。
離婚して」
タキ「そんなぁ。
スカ子、見捨てないで」
タキは崩れ落ちるように
土下座の姿勢になったけど、
私にしてみれば謝罪で
どうこうなる問題じゃない。
エナも親に連絡し、
慰謝料を支払うだけでなく、
親からこってり叱られるという
罰を受けてもらった。
タキだって、相応の罰を
受けるべきだと思う。
エナには「汚い!」って
ふられたけど、それ以外で。
私は夫を許さず、浮気の慰謝料に
部屋の清掃代をプラスして
請求してやった。
給料がいいとは言えないタキ、
今はダブルワークで汗を流し、
請求に応じている。
いい人を見つけるには、
やっぱり、適当じゃだめ
ってことね。
終