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【スカッとする話】絶対に浮気を認めないクズ夫の末路がアホすぎるw【第13話】

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本編

私もベテラン、あっというまに

板を打ち付けた。

ベニヤも、合板になれば

かなり強度がある。

男性が体当たりしたくらいでは、

簡単には外れない。

予想通り、どんどんドアを

叩く音と、衝突音らしい

鈍い音が聞こえる。

きっと、無理やりにでも部屋から

出ようとしているのだろう。

 

タキ「ス、スカ子!

頼む、ドアを開けてくれ!」

 

スカ子「嫌です。 

逃がさないって言ったよね?」

 

タキ「逃げない!

逃げるどころじゃない!

トイレ!トイレに

行かせてくれぇ!」

 

悲鳴が情けないものに変わった。

ああ、お腹に来たんだ。

アイスが好きなタキの事だ、

目の前にあれば我慢できずに

食べたいだけ食べる。

コーラもあればあるだけ飲む。

そして、お腹を壊す。

いつものパターン、

食べ過ぎないでと注意しても

治らない、ヤツの悪い癖。

たんまりアイスを用意して、

コーラもたっぷり冷蔵庫に

ストックした甲斐があったわ。

 

タキ「べ、便意が!」

 

スカ子「うんうん、いつもの

便意ね、知ってる。

懲りないよねえ、タキったら」

 

タキ「開けて、お願いですぅ。

どうか開けてくださいぃぃ」

 

かりかりと、

ドアをひっかく音がする。

それも弱々しくなっていき、

そして

 

エナ「きゃああああ!」

 

タキ「お……終わった……」

 

越えてはいけない一線を、

越えてしまったようだ。

若い女性の前で、盛大に

赤っ恥をかいただろう。

別の意味で、

ドアを開けたくないわ。