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【スカッとする話】絶対に浮気を認めないクズ夫の末路がアホすぎるw【第10話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 タキ「スカ子と離れるの 寂しいなあ。 事情が事情だから、 仕方ないけど、 我慢して留守番してるよ」 スカ子「はいはい」 タキ「何か疑ってない? 本当に寂しいんだよ」 人間、やましい事...
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【スカッとする話】絶対に浮気を認めないクズ夫の末路がアホすぎるw【第1話】
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本編
スカ子「タキー!
寂しくさせてごめんねー!
いま帰って来たよぉー!」
ありったけの声を出す。
木工技師の職場は騒音で
満たされている。
その中で働くからには、
大声を出せないと仲間と
何もやり取りできない。
私の声量、なめんなよ。
スカ子「あれー!?
出かけないって言ったよねー!
タキー?」
叫びまくったら、電話が来た。
まぁ、女性がいる以上は、
出てきたくても来れないよね。
タキ「なんで
帰って来たんだよ!?」
スカ子「だって、あんなに
寂しい寂しい言われたらさぁ」
タキ「そりゃ寂しいけど、
帰ってこいとは言ってないよ!
お母さんはどうするんだよ!」
スカ子「それがねえ。
私も焦ってたのねー?
新幹線、切符をよく見たら
明日の便だったわ」
タキ「はぁ!?
そんなの、駅で頼めば今日のに
変えてくれるじゃん」
スカ子「だからさぁ、タキが
寂しいって言うからぁ。
ご期待にお応えしました」
タキ「ご期待してねえよ!」
スカ子「しろよ!
寂しいとか言ってたろーが!」
若干怒り口調のタキに
言い返すと、ヤツはぐっと
言葉に詰まった。
ふん、ざまあみなさい!
自分で寂しいって
騒いだんだもの、帰って来られて
文句言うなっつーの。
スカ子「で?今どこなの?」