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【スカッとする話】「ママたすけて」6歳の娘からSOSメッセージ!【第14話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ケンゴ「もう二度としない! 悪かった、俺が悪かった。 調子に乗り過ぎた。 リミが懐いてくれてるからって、 うぬぼれてた」 アスカ「今後どうするかなんて、 決まってるわ。 離婚以外に何...
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【スカッとする話】「ママたすけて」6歳の娘からSOSメッセージ!【第1話】
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本編
役所というお堅い職場で、
同僚間の不倫は
許されるものではない。
ケンゴ、きーちゃんとかいう
女性、二人ともしっかり懲戒を
受けたという。
ケンゴ「何で職場に
ばらしたんだよ!
そこまでする事無いだろ!」
元夫になったケンゴが
半泣きで抗議してきたが、
私は鼻であしらった。
アスカ「あなたは公務員、
つまり公僕でしょう。
市民の生活に関わる人間が、
乱れた生活をして
どうするのよ。そんな人が
勤める役所を、安心して
利用できるわけないじゃない。
告発は、市民の義務よ」
ケンゴ「そんな……」
居ずらくなったケンゴは、
事実上の懲戒解雇に
等しい状態で市役所を辞めた。
義姉情報だ。
このご時世で、次の仕事が
なかなか決まらず、
実家からも追放され、
安アパートで日雇いバイトを
していると聞いた。
きっちり、慰謝料と養育費を
一括で取ったからこその制裁だ。
苦しい生活をして、少しは
乱れた風紀を正せばいい。
私は、こんな事があったけれど、
バイヤーの仕事は
従来通り任されている。
実家で両親の力を借り、
時々は恩がある義姉とも
娘を会わせて、再び平和な
日々を過ごすようになった。
今後は、人生計画も買い付け
プラン並みに厳しくしなきゃね。
終