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【スカッとする話】全てが強引すぎる勘違い夫に制裁をした結果…【第14話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ子「誰が、アツコさんの為に 家を空けたなんて言ったの?」 鼻で笑ってやる。 ツヨキは混乱した様子だった。 スカ子「この家は、 まだ私の名義じゃないの。 父の所有物よ。 誰が住むか...
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【スカッとする話】全てが強引すぎる勘違い夫に制裁をした結果…【第1話】
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本編
広いし手入れも行き届いた家、
立地も良し、さらに
家具家電も揃っている。
新社長も快諾し、
あっというまに話はまとまった。
後は書類の手続きだけ。
スカ子「内金も支払い済みよ。
総額で1億円。
どうしてもというなら、
三倍の金額を払ってくれれば、
売ってもいいとの事だけど?
どうする?」
ツヨキ「ふざけんな!
3億なんか払えるか!」
スカ子「アツコさんの旦那さん、
お金持ちって話じゃなかった?」
ツヨキ「それじゃ
意味ないんだよ!
俺が住む家を用意してやって、
見返りにマンションのローンを
払う協力をしてもらうつもりで」
やっぱり、下心があったのね。
つもりと言っていたから、
まだ話は成立していない
だろうけれど。
とらぬ狸の皮算用ってやつで、
すっかりローンを義妹夫婦に
押し付ける気になっていたのだ。
そりゃあ、3億払ってくれ
なんて、言えるわけはない。
夫は、取り乱している様子で
ギャーギャー騒いだ。
ツヨキ「社宅なんて話は
無しにしろ!今すぐ!
アツコ達はもう帰って
来るんだぞ!
おまえふざけんなよ、
こんな瀬戸際で!ほんとに
離婚されたいのかよ!」