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【スカッとする話】中学の同窓会でぶりっ子に水をかけられた【第7話】
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【スカッとする話】中学の同窓会でぶりっ子に水をかけられた【第1話】
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本編
同窓会は、ホテルプランだった。
聞いた話によると、
元クラスメートがホテルに
就職し、そういう会合向けの
プランを社内割引きで
申し込めたという。
会場は、この近辺では
一番大きなホテルで、
結婚式もよくやっている
名の通ったところだ。
私はどきどきしながら、
足を運んだ。
元級友「え?スカ美?」
中学卒業以来、進路が違って
会う機会が無かったクラスメート
たちが、私を見て目を丸くした。
同じ高校に行った友人たちは、
そうだよーと笑っている。
友人「びっくりした?
スカ美ね、高校に行ってから
変わったんだよね
見る見るうちに
可愛くなったよね」
友達に褒められて、私は照れた。
気が付いたら、何人かに
囲まれていて、その中に
懐かしいリュウセイもいた。
リュウセイ「おう、スカ美。
変わったなぁ」
スカ美「ちょっとね。
頑張ってみた」
ブリコ「えー?ちょっと
どころじゃないでしょ。
凄い頑張ったよね」
急に、ブリコにも
声をかけられた。
彼女は知らないうちに、
近くに来ていた。
どちらかと言えば、
遠くにいたはずなのに。
やっぱり、相変わらず
リュウセイが好きなのだろうか?
スカ美「そうかな。ありがとう」