前回の内容はこちら▼
【スカッとする話】中学の同窓会でぶりっ子に水をかけられた【第5話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 高校入学までに5キロ痩せ、 ウェストに念願のくびれが 出来た時、私の美容意識が 一気に目覚めた。 友人「スカ美って、こんなに 可愛い子だったの?」 同じ中学から進学した友達に、 ある...
1話から読みたい方はこちら▼
【スカッとする話】中学の同窓会でぶりっ子に水をかけられた【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ美。 大学卒業を控えた22歳だ。 今、中学校同窓会のお知らせ はがきを手に、迷っている。 出席をためらう理由は、 中学時代の嫌な思い出だった。 はっきり言えば、元クラスメート のブリコと会うのが嫌だ。 当時...
本編
女子B「え、待って。
可愛いじゃん」
女子C「ちょっと、
ヘアメイクもしてみよっか」
みんな、ノリノリ。やがて
出来上がったのは、中学時代に
ブリコ「ポークちゃん」
なんていじられていた頃とは、
似ても似つかない、
イマドキ風女子高生だった。
可愛い可愛い、とクラスの
華やか系女子達は大喜びだった。
友達として受け入れられた
というよりは、作品扱い
だったような気もする。
でも、本名を悪意ある
いじり方でおとしめられる
よりは、ずっといい。
この時のおかげで、
私は自分に自信を持った。
少なくとも、今はもう
ポークちゃんじゃない。
ごく普通の女子高生、
みんなでわいわい遊んでも
違和感はない外見になれた。
スカ美(こうなったら、
もっともっと研究してみよう。
ダイエットも頑張って、
本格的に変身してみよう)
そんな風に、気持ちが
変わっていった。
明るく過ごすようになれば、
自然と周囲に人が集まり始めた。
高校二年生になったら、
初めての彼氏も出来た。
中学時代とはまるっきり別の、
楽しい高校生活を送った私は、
その勢いのまま大学へ。