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【スカッとする話】結婚式前日、帰宅すると私の部屋から煙が上がっていた…【第14話】

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【スカッとする話】結婚式前日、帰宅すると私の部屋から煙が上がっていた…【第13話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ホウカ「捕まったって構わない。 あんたらの結婚さえ台無しに 出来ればいいの! 私が捕まっても、 あんたがお気に入りのドレスを 着れなくなった事に 変わりはないもんね!」 スカ美「悪い...

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本編

ホウカ「ちょっと待ってよ!

そんなの聞いてない!」

 

スカ美「そりゃそうよ。

言ってないもの」

 

ホウカ「だましたわね!」

 

スカ美「誰もだましてないわよ、

ホウカが勝手に

勘違いしたんでしょ」

 

わーわー騒ぎ始めた従姉へ、

警察官がなだめる声をかけつつ、

手錠をかけた。

その瞬間、自分がやった事が

全く無意味で、ただ前科が付く

だけの無駄な努力だったと

気づいたらしい。

勝ち誇っていたはずのホウカは、

真っ青になり、

がたがた震え出した。

やがて、消防士も到着した。

ボヤ騒ぎで済んだものの、

火をつけられた事実がある

以上は、消防局による

現場検証が必要だ。

結婚式前夜に、とんだ事件が

発生したものだった。

父も帰宅してきて、

自宅の様子に仰天していた。

母から事情を聞いた後は、

 

父「災難だったな。とにかく、

怪我が無くて良かった。

スカ美は、母さんと一緒に駅前の

ビジネスホテルに行きなさい。

父さんは、伯父さんに話がある」

 

当然だと思う。

後の事は父に任せて、

私と母は自宅を出た。