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【スカッとする話】上司の家族とBBQへ行ったら義手の嫁を見下され…【第3話】
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本編
クズノ課長は、
考えが違うらしい。
はぁ、とため息をついたとき、
隣の席の先輩に
先輩「びっくりした?
たぶん、クズノ課長の事だから、
部長がいるのといないのとじゃ、
態度が全然違ったんだろう?」
話しかけられた。
俺はさらに驚いた。
スカ太郎「え?
クズノ課長って、
そういう人なんですか?」
先輩「主任時代や、係長までは、
もっと人当たりが
良かったんだけどね。
課長に昇進して以来、
そうだな。もう2年くらいかな。
態度がかなり変わったよ。
気に入られなかった場合は、
面倒な事になるかもね」
スカ太郎「面倒な事、ですか?」
先輩「最近、一人
辞めたんだよね。
クズノ課長に嫌われて、
まるで課長専属の雑用係
みたいな扱いされてさ」
先輩の話を聞いて、
俺はぞっとした。
俺が中途入社したのは、
退職者が出たので、
その後任にという話だった。
じゃあ、退職した人って?
嫌な予感がする。
俺の予感は当たったようだ。
クズノ課長は、翌日以降も
俺に風当たりが強かった。
入社したての俺には分からない、
書類の分類をさせられたり。
書式も何も教えられて
いないにも関わらず、
レポート書かされたり。