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【スカッとする話】ママ友「貴方の旦那、10万で貸して!」断ったら夫の寝室から…【第1話】
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本編
クレヨ「うちの息子は、
年中さんなの。この中に、
年中さんのママさんは?」
アスカ「はい、
うちの子も年中です」
私が返事をすると、
周囲のママ友も手をあげたり、
はいと応じたり。
話を聞くと転入生のようだ。
引っ越しピークの時期でも
ないのに、転園してくるとは
ちょっと珍しい。
クレヨさんは自己紹介を
してくれたが、
これがなかなかのものだった。
クレヨ「私、ここから見えると
思うけど、タワマンの
最上階に引っ越して来たの。
前の住まいも悪くなかったわ、
でもタワマンもいいわねえ」
アスカ「はぁ」
クレヨ「父の持ち物なの。
最近、うちの家族の為に
買ってくれてね。
今まで住んでいた
一戸建ては、父に返して、
こっちに来たのよ。
もう、父ったら
娘のためとなったら、何でも
すぐ買っちゃうんだから」
クレヨさんはとっても、
自慢話がお好きなようだ。
ちらちらと背後を
振り返っている。高級外車が
止まっているのが見えた。
ああ、自分の持ち物だと、
視線で主張しているらしい。
初対面からパンチが
効いていた彼女だった。