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【スカッとする話】結婚式前日、帰宅すると私の部屋から煙が上がっていた…【第4話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 毎日やって来て ホウカ「シンスケさんと うまくいってる?」 なんて問い詰めるほど、 暇じゃない……はず。 でもなぁ。 頭の中でそんな考えが ぐるぐると渦巻いていた。 かなりぼーっと ...
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【スカッとする話】結婚式前日、帰宅すると私の部屋から煙が上がっていた…【第1話】
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本編
シンスケ「そうか。
何だろうな。
確かに不思議だ。
スカ美のお母さんの
言う通りな気もする」
スカ美「シンスケもそう思う?
ホウカが何を考えているのか、
いまいち分からなくて、
私もどうしたらいいのか」
シンスケ「うーん。それはもう、
放っておくしかないと思うよ。
スカ美の話の通りなら、
何を考えているのか
聞いたとしても、きっと
本音は教えてくれないだろう」
シンスケも、真剣に
考えてくれた。この人と
結婚できるのは幸せだと思う。
私の、こんな対処法も分からない
ような、おかしな悩みをまじめに
聞いてくれるのだから。
シンスケ「そのうち落ち着くよ。
俺と一緒に暮らすようになれば、
ホウカさんに会う機会は
ますます減るし。
2週間だけ我慢して、
何を聞かれても
受け流していればいいと思う」
スカ美「そうよね。
他に方法はないよね」
面倒だけど、それしかないと
私も同感だった。
ただ私の本心は
スカ美(ホウカ、
ちょっと病んでる気がする。
病院に行くように
言った方がいいのかな)
だった。
でも、それは刺激が
強すぎるとも分かる。
シンスケの言う通り、
適当に受け流して、
無事に挙式を済ませよう。
それが一番平和な解決方法だ。