前回の内容はこちら▼
【スカッとする話】妊娠9ヶ月の嫁に背後から忍び寄る姑…【第4話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 幸いな事に、彼は継母を嫌う ような態度を一切見せなかった。 内心は分からないけれど、 少なくとも表面は、私を 「お母さん」と呼び、母親として 接してくれている。 小さい子供が無邪気に...
1話から読みたい方はこちら▼
【スカッとする話】妊娠9ヶ月の嫁に背後から忍び寄る姑…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ子。 23歳で、ヨシトと結婚した。 夫は私より12歳年上。 そして、私が初婚なのに対して、 夫は再婚だった。 ヨシトには、 マモルという男の子がいる。 出会った時は、 マモル君は6歳だった。 当時の私はまだ...
本編
義母「結婚を許しても
いいけれど、条件があるわ。
同居しなさい」
挨拶の時に言われた言葉だ。
私は言葉に詰まり、
ヨシトは眉をしかめた。
ヨシト「何で母さんが、
そんな条件を出すんだ。
同居の予定は無いよ」
うろたえた私を落ち着かせようと
しているのか、ヨシトは即座に
大声で言い返してくれた。
義母は、いわゆる
「でもでもだって」を
口走っていたが、
全てヨシトに却下されていた。
義母「どうしてよ!
お父さんが亡くなって、こんな
広い家にお母さん一人なのよ?」
ヨシト「家が広いのは、突然
始まった事じゃないだろう。
父さんが亡くなって、
急に広くなったわけじゃない。
今までは普通に、一人で
暮らしていたじゃないか」
義母「今まで一人だったから
こそ、寂しいのよ!」
ヨシト「寂しい?週に2~3回、
多い時は4回くらい、友達と
カラオケだのランチだの、
飲み会だの行ってるじゃないか。
寂しがる暇があるとは
思えないな」
義母「帰ってきたら、一人なのよ」
ヨシト「母さんは、酒飲んだら
寝ちゃうだろう?
帰ってすぐに寝てるし
やっぱり、寂しい時間が
あるとは考えにくい」
義母の抵抗を、
ことごとく華麗にはねのける
ヨシトが、とても頼もしく
見えたものだった。