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本編
リリカ「そうですかぁ?w
大口の顧客が
欲しいだけですよね?」
正直も、どう扱っていいか
俺には全然分からなくなっていた。
いくら父親が社長でも、
令嬢自体は働いた経験もないはずだ。
今、俺に出来ることは、
A社に迷惑をかけないように
フォローするだけだった。
根気強く暴走する
令嬢の軌道修正を試みた。
とりあえず取引先には、
中途半端に担当者が令嬢に
代わることに関しては、
会社の決定としてA社社長にも
納得してもらった。
A社長「スカオ君が
サポートするならいいだろう
社長の娘とは言え、大きな
見直しをお願いしてるんだ
信用しろと言われても、
こっちは不安だからな」
俺が心配しているのは
このA社社長の性格だ。
昔気質で仕事上では
自分にも相手にも厳しい人だ。
柔道の有段者でもあって、
特に礼儀やマナーにうるさい。
剣道経験者の俺でも、
最初の内は散々注意されたもんだ。
だけど、すごく勉強になった。