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【第5話】“それ先輩の感想ですよね?”が口癖の令嬢、全契約解約で詰みました
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本編
リリカ「明日から挨拶回りに
連れて行ってください
社長にも了承を得ていますが、
引き継ぐ取引先は
私が決めますから」
令嬢は冷やかな視線を
俺に向けながら、鼻で
笑うように言ってのけた。
スカオ「そう…社長にも…
わかったよ
明日からよろしく」
そして次の日から法人の
大口顧客に社長令嬢を
紹介して回った。
まず1番に令嬢が選んだのは
俺が保険の見直しを
任されているA社。
リリカ「スカオ先輩
ここから先は私が引き継ぎます
女性の私の方が細やかな
提案ができるはずですから」
スカオ「えっ!いや、
A社は難しいと思うよ」
俺は咄嗟に否定してしまった。
というのもかなり大きな
見直しを検討していることに
プラスして、A社社長と
令嬢の相性も心配だった。
リリカ「どういう意味ですか?
私じゃ無理で自分なら
大丈夫だって言いたいんですか?」
スカオ「い、いや…
もう少し仕事を覚えて
それからの方がいいと
思うっていう意味で…」