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【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第5話】
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本編
さっそく、
夫に相談する事にした。
クズヒコ「へえ、
いいんじゃない?」
理解があるとも、
私に興味が無いともとれる、
簡単な一言で夫はOKを出した。
義両親も喜んだ。まぁ、
下心あっての事だろうけれど。
資格取得に力を入れ始めたころ、
元から私に関心が薄かった夫が、
一層冷たくなった。
クズヒコ「スカ子も
頑張ってるからな。
邪魔しないように気を付ける」
口では殊勝な事を言うのだが、
私の多忙をいい事に、
やりたい放題というのが
実態だった。
そんな日々が続き、
年月も経ったある日の事だ。
帰宅したクズヒコが、着替えも
しないでソファに陣取った。
クズヒコ「話がある」
スカ子「どうしたの、改まって」
クズヒコ「離婚してくれ」
来るべきものが来た、
というのが最初の感想だった。
心臓が、どんどん早く
脈打ち始めた。
スカ子「理由をきかせて?」
クズヒコ「もう、夫婦を
続ける意味はないだろう。
おまえも同感だと思うが、
俺達は冷めきっている」
スカ子「そうね。あなたは別の
人に熱を上げている事だしね」