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本編
看護師「お宅の旦那さんが
意識不明でうちの病院に
緊急搬送されてきました
警察もきてますので、
早く来てください!」
アスカ「わ、わかりました…」
(一体、何事?)
警察官「体内から
消炎剤が検出されました。
何か事情を知りませんか?」
(消炎剤…?何かの
間違いじゃないの…?)
私はアスカ。33歳。
仕事中になり続けた
不吉な電話の正体は
病院からのそんな
電話だった。
夫のユウトを心配し早速、
病院に向かうとそこには
警察が
警察官「奥さん、
ちょっとお話
お聞かせ願います」
そう言って一気に
疑いの目を向ける
警官たちがそこにはいた。
この一本の電話で
私の人生がひっくり
返ったんだ。
当時、夫とは結婚して4年。
お互い30代前半で
子供はいない。
20代後半で結婚に
焦りを感じ始めた頃、
趣味仲間を通して
旦那と知り合った。
好きなものが同じで
思考が似ているため
すぐに意気統合し、
あれよあれよという間に
結婚に至った。