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本編
弁護士としての
職責に忠実に。
それだけのことだ。
たとえ『被告が父親』
だったとしても、
そんなの関係ない。
リサさんにとっては、
あんなのでも肉親だし。
俺が原告側の弁護士として、
あいつらを叩きのめすのは、
リサさん的に
どうなんだろうと思ったが、
彼女は華麗に
「GO」サインを
出してくれた。
もはや引っかかりは
何もない。
裁判官なら、
身内が絡んだ事件から
外されるという
ルールがあるが、
あいにく俺は弁護士だ。
そんなルールはない。
ましてや民事事件。
刑事事件より条件は
厳しくない。
スカオ「あなたは
外科医で、執刀責任者
ですね?
当然ながら、
患者の治療には
可能な限り誠実に
向き合う義務がある。
飲酒など、言語道断です」
ヨウジ「しょ、証拠は!?
俺が酔っ払って
執刀したっていう
証拠は!?」
スカオ「あるから、
訴訟提起に
踏み切ったんですが」
俺がばっさり
切って捨てると、
実父は顔面蒼白に
なった。